1月9日(火)
始業式を行いました。
今年は1月1日から、大きな地震が石川県能登半島で起きました。
震災に遭われた方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。
私たちは、たすけあいの社会で生きています。なので、一刻も早く現地に赴き、微力ながら何かの役に立ちたい、そう願う元日でした。
私は、冷静に自分がすべきことを考えました。出来ることを考えました。そして、教員として最善を尽くすために、3学期の始業式を「 防災始業式 」にして、災害に強い子どもたちを育てようと考えました。
今回は能登半島で大きな災害がありましたが、今後も災害は避けて通れません。そのときに、防災意識を高く持って、自分の命を守り家族の命を守り、助け合いの精神に満ちた人を育てること。そして、教育はタイムリーなほど効果がある。
そこで、私は心に残っている2つの震災の話をしました。
2011年3月の東日本大震災と1995年1月の阪神淡路大震災のことです。
特に、阪神淡路大震災の時は、この小浜も大きくゆれましたので、今での良く覚えています。無くなった方は6400人を超え、未だに行方不明の方もおられるそうです。
被災地の避難所にもなったいた、神戸市長田区にある「 兵庫県立長田商業高校 」の先生とオンラインで繋ぎ、当時の様子を語っていただくことにしました。
お話の概要を記します。
「1月1日に能登であった震災、怖かったですね。みなさんのおうちもゆれましたか? 小浜市の加斗地区は、きれいな海で有名なところですから、津波の心配もあったでしょう。大丈夫でしたか?
私の住む神戸市では、1995年、今から29年前に大きな地震がありました。
このあたりにはたくさんの家や会社、ビルが建ち並んでいるところなので、それらの家やビルがたくさん倒れました。高速道路も崩れてしまい、火災も多く発生しました。
電気がつかず水も出ない状態でした。つぶれた家の下敷きになった人もたくさんおられました。食べるものもほとんど無く、冬だったのですが、暖房器具が使えず、夜は毛布にくるまりながら眠る毎日でした。
この長田商業高校は、その被災者を受け入れる避難所になって、この学校に多くの方が寝泊まりしました。
そんな経験をした神戸市長田から、小浜市加斗に住む皆さんに、伝えたいことがあります。まず、「 命の大切さ 」です。命はそれぞれ一つしかありません。
これから先も何より命を優先する行動を心がけて下さい。また、普段から災害に備える行動をして下さい。皆さんの学校でも避難訓練がありますよね。その際には、真剣に実際の災害を想定して取組んで下さい。津波が起こる可能性があるときには、とにかく高いところに逃げることを忘れないで下さい。
私たちに出来ることは何でしょうか?
小浜市立加斗小学校では、未来を生きる子どもたちの防災意識をさらに高めるために、防災始業式としました。
被災されました方々にお悔やみとお見舞い申し上げると共に、「 今、自分に出来ることを考える教育 」を進めていきます。

