小浜市立小浜小学校

TEL.0770-52-3232

〒917-0077 福井県小浜市駅前町13-29

若高生(海洋科学学科)との交流「総合」(5、6年)

若高生(海洋科学学科)との交流「総合」(5、6年)

11月14日

今日は、海洋科学学科の生徒さんが

小浜小学校に来てくださいました。

前半はワークショップ形式で

テーマごとに今、探究していることに

ついて発表してくださいます。

内容は

①異なる塩濃度の飼育水でのトラフグの成長

②地元の海でひじきの養殖

③岩垣のシングルシード養殖

④未利用魚を使って寿司の缶詰を作りたい

⑤腸内活性化を図るサワラの缶詰

⑥魚のアラをソーセージに変身させよう

⑦クラッシックに金魚が反応?!

⑧星の見える日は晴れる?

⑨海洋プラスチック問題に対する意識改革

⑩海洋プラスチック問題の解決へ

11 VRで海を届ける

12 魚の発泡スチロール誤食を防ぐには

いくつかのブースを回りましたので

その様子を紹介します。

温泉で育てているところがあることを知り、

海水で育てると成長が早くなるのではと考え

研究を始めました。

予備実験として行ったこと

一水槽に5匹ずつ入れて実験

濃度は普通の海水と薄めた海水や濃くした海水

2倍と3倍の海水は20分で死んでしまいました。

普通の海水と3分の1と6分の1は生き続けました。

その3つは体重も体長も成長しました。

体長と全長の違いは、黒板に書くとこのようなことです。

水槽は6つ使ったのですが、

PHも水温も同じ条件でしました。

温泉水を使用しなくても

低い塩分濃度で飼育できることが分かりました。

(フグの体内で、塩分濃度を調節することができる。)

メリットとしては、成長が早くなるということです。

また、寄生虫がつきにくいということが分かりました。

教室だけでなく、多目的ホールや体育館、閲覧室なども

発表の部屋として使っています。

5、6年生の子どもたちが、自分の探究しているテーマと

照らし合わせて、前もって聞きたいと思ったテーマの場所に

移動します。

多目的ホールに行ってみました。

「魚のアラが捨てられるのはもったいない。

それを上手く活用できないかと考え

ソーセージを作ろう。」ということになりました。

まず、フードプロセッサーでくだいて、

マジックブレットデラックスでさらにもっと細かく

それを羊の腸に入れてソーセージにしました。

味は良くなってソーセージを作ることができました。

粉末状にするまでに、アラが硬くて細かくするのが

大変でした。

食べてみたら、骨が残っていたのが何回かありました。

試行錯誤しながら実験を繰り返しました。

なぜタイとヒラメにしたかというと、地元の旅館から

お刺身したのをもらったので、タイとヒラメになりました。

羊の腸はネットで販売されていたものを購入しました。

腸をしばらく水につけておきました。

一回作るのに3、4時間かかりました。

保存の研究はできていないので、これから研究していきます。

子どもたちは興味津々で聞いていました。

「お店でうっていないんやあ。

実際に作ったのを食べてみたかったなあ。」と

何人もの子がつぶやいていました。

続いて閲覧室へ

ここでは生徒さんが一人で発表していました。

観天望気とはいくつかありますが、

その一つに

星の見える次の日は晴れる

というのがあります。

観天望気という言葉を知っていますか?

(全員、知らないに挙手)

目的はこのようなことです。

観天望気の的中率を調べる。

誰でも簡単に予測できるようにする。

仮説をこのように立てました。

星の見える割合が高いほど

次の日に晴れる確率が高い

観察した結果(家の前で1年間)

6、7、8月については

星空が60%以上見えた次の日は

80%以上晴れるということが分かりました。

9、10、11月については

晴れは増加で雨は減少。

星空が60%以上見えた次の日は

50%以上晴れるということが分かりました。

12、1、2月は

今までのとちょっと違います。

雨が多く晴れは少なかったです。

2つのグラフには差はありませんでした。

福井県の気候は雪が多く寒い。

雨も多いのでこの結果になったと思われます。

(雨・雪のひが58日もあった。)

3、4、5月について

晴れの割合は増加で雨の割合は減少。

5月の表を見ると

5月には星空が10割見えた次の日が

4回あった。

晴れは2.9%しか増えなかった。

星の見える観天望気の的中率は51%というのが

分かりました。

(小学生の子どもたちにとっては少し難しい内容も

ありましたが、分かりやすく説明してくださり

子どもたちはうなずきながら聞いていました。)

まとめです。

星の見える割合が高いほど翌日は晴れる。

星が5割以下しか見えなかった次の日は

雨の確率が高い。

最後に体育館に行くともう始まっていました。

海で採取されたカタクチイワシの8割の体内から

マイクロプラスチックが発見されたというニュース

と更に人間の血液中にもマイクロプラスチックが

存在しているということが明らかになったことから

この研究を進めていくことにしました。

このマイクロプラスチックを

餌と間違えて食べなければ誤食を避けられます。

誤植とは間違えて食べてしまうことを言います。

世界一苦いデナトニウムを塗るなどすると

誤食を防ぐことができるのではと考えました。

そこで、水槽に金魚を入れて実験をしました。

エサを入れて1分間ずつ測り

エサからどれだけ離れたかを記録しました。

デナトニウムを塗ったエサが金魚から一番遠いことが

分かりました。

魚は発泡スチロールはエサと一緒になっているので、

エサと間違って食べてしまうのではないかということが

分かりました。

しかし、デナトニウムを使うことはまだ難しいと思います。

なぜなら、今話したように発泡スチロールに塗ると

苦い味が食品に移ってしまう可能性があるからです。

(まだ、活用するためには実験したり試作したりするなど

時間がかかりそうですね。でも、その実験が成功し、

利用されるようになったら誤食がなくなるかもしれません。)

最後に、若狭高校生に感想やお礼を言って

終わりました。

たくさんのテーマに分かれて探究しているのですね。

実に12テーマ(前述)もありました。

4つしかいけませんでしたが、どのテーマも

しっかり研究してあるのではと思いました。

次の時間、5年生は、自分のテーマについて

アドバイスをもらいます。

 

 

 

« »