小浜市立小浜小学校

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放生祭について「総合」(4年)

放生祭について「総合」(4年)

5月18日

2時間目、4年生は、

放生祭について、学習するにあたり

垣東敏博様にお話をお聞きしました。

垣東様は、元若さ歴史博物館の館長さんで

若狭歴史博物館の若狭の祭りブースを

作られた方です。垣東様は、数年前にも

小浜小学校の4年生にお話をいただきました。

今回も小浜放生祭についてお話をいただきます。

小浜放生祭は、

若狭地方で一番賑やかなお祭りです。

小浜男山の八幡神社のお祭りです。

9月敬老の日直前の土日に行う

八幡神社の例大祭のことです。

どんな出し物があるか知っていますか.

ビデオで紹介します。

大太鼓、神楽、獅子、山車、お神輿・・・

山車は、それに乗って進みます。

出し物にはそれぞれいいところがいっぱいあります。

出し物は誰がしていますか。

八幡神社の氏子の各区

それは25区あります。

そのうち、旧小浜と呼ばれる

24区の地区の人が、一年交代で、

12区ずつ出しています。

八幡神社は、小浜の25区の氏神様。

小浜の人たちは、初詣、節分、宮参り、

七五三、厄年、還暦、米寿のお祝いにも

お参りし、無病息災や家内安全などを

祈る神社です。

小浜神社は、雲浜地区の一番町や城内など

が氏子で、「お城祭り」があります。

廣嶺神社は、千種、上竹原・・・

宗像神社は、・・・・

伏原の今富神社は、伏原区の氏神様です。

(小浜の神社について、いくつか

説明してくださいました。)

清滝は山車、津島は神楽、多賀は獅子、

鈴鹿は大太鼓、塩竈は山車、生玉は山車、

玉前は獅子、今宮は山車、広峰は大太鼓、

白鬚は神楽(今は御児さんの舞)酒井は山車、

竜田は山車、住吉は大太鼓、日吉は獅子、

神田は神楽、大宮は大太鼓、男山は獅子、

鹿島は神楽、白鳥は神楽、貴船は山車、

浅間は山車、大原は大太鼓、香取は神輿、

飛鳥は山車。

なぜ放生祭に出し物を

出さないといけないのでしょう。

日頃から守ってくださる神様への感謝の気持ちを

表して、神様に喜んでもらうためというのがあります。

でも、放生祭は二日間、小浜の町中を

巡りながらお囃子をしたり棒振りをしたりするなど、

芸能をしてまわります。

放生祭の中で、一番大事な出し物は、

神輿です。なぜかというと、神輿には

八幡神社の神様が乗っています。

神輿に乗った神様が、

町中をお祓いしてくださっています。

悪霊をやっつけて祓い清めてくださっています。

他の出し物は、どんな意味があるかというと、

お神輿だけに任せるのではなく、

病気を流行らせる悪霊を集めて、

町の外へ送り出すためのものです。

どうやって集めるかというと、

綺麗、大きい、面白い飾りや作り物で、

そして、お囃子や踊りなどで楽しませて

悪霊を惹きつけるんです。

京都の祇園祭の出し物も、元々は

そういう意味でした。(鉾や山車)

鉾の先に悪霊を引っ付けて

逃がさないようにするために、

綺麗なものや面白いもので

惹きつけて、町の外に出す。

ビデオを見てみましょう。

びっくりするような綺麗なものや

面白いものを飾って、神様を惹きつけようと

いうのは、放生祭と同じです。

そして、住吉の大太鼓には傘鉾があります。

(これは大事なことです。)

祇園祭(綾傘鉾)と同じようになっています。

(傘の下に入ると厄除けという意味が

あったのかもしれない。)

棒振り(二人一組)は、曲がり角を曲がるときに、

なぜ、このような(ビデオに写っている)ことを

するのでしょうか。

曲がり角は別の名前(昔の言葉)で、辻と言います。

交差点の真ん中は、前にも後ろにも右左、

昔の人は上も下も繋がっていると考えていました。

下から悪いものが出てきやすので、

辻斬りと言って、

棒の先の両端の紙みたいなもので、

祓い清めていました。

棒振りの着ているものやかぶっているものにも

祓い清めるという意味があります。

人間ではないものを表すために、

あのようなものを被っています。

着物は西国(中国や朝鮮)の着物なのです。

遠い国からやってきた人間では

ないものという意味があります。

魔物をやっつける特別な力を持っているのが

棒振りです。

山車は、宮入りのとき、なぜ走るのでしょうか。

それは、すごく大事なことなのです。

それが放生祭には残っています。

集めてきた悪霊を町の外に出すという

話を先ほどしましたね。

最後の場面で、山車は走ります。

走る時のお囃子の題名は「おとし」です。

ところで、神社でお参りをするときに、

拍手をするのでしょう。

拍手をして、神様を呼ぶためなのです。

右手は人間、左手は神様、

右手を下げて、叩いて呼ぶのです。

神様は降りたり上がったりするのです。

悪霊を落とすんだと走っていって、

そのまま悪霊を追い出すという

考えがあったのだと言われています。

角を曲がるまでのお囃子は「巫女の舞」。

一番いい曲です。

肝心な時に、悪霊が行ってしまわないように

角を曲がるまで、いい曲をして、

角を曲がった途端、走るという。

これは、言い伝えではなく、

お祭りをやっていることを見ていると

分かります。そして、他の地区も見て、

だんだん分かってくるのです。

祇園祭なども調べると放生祭が

分かることもあります。

ホームページを作っているので、

調べるにあたり参考にしてみてください。

お祭りを盛り上げることは、

町の活性化にもつながります。

悪霊のことは忘れてしまって、

お祭りは楽しいということに

なっている地区もあります。

祭りは発表会ではなく、

見ているのは神様です。

だから真剣にやってほしいと思います。

その後、子どもたちからの質問に

答えてくださいました。

垣東様、

子どもたちに分かりやすく、

お話をしてくださりありがとうございました。

放生祭について、

子どもたちは、もっと聞きたい、調べたい

気持ちになったことと思います。

子どもたちだけでなく、教員もそのような

気持ちになりました。

 

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