令和8年3月9日(月)3限目
6年教室では、国語の授業を行っていました。
テレビ画面に目をやると、
『「全員無事でごめんなさい」高校生が詩に込めた”怒りと諦め”震災15年の今伝えたい願い』#知り続ける
との文字が飛び込んできました。どうやらこれからヤフー記事の動画を見るようでした。
担任が言葉を続けます。
15年前の東北大震災で教師が映像で目にした現実を、児童に静かな口調で伝えました。天気予報でよく見る日本地図は、津波警報で日本全国が真っ赤になったこと。どこにも逃げるところがない状況であること。ヘリコプターから撮影された被災地の現実を、自分ではどうすることもできないまま見ていたこと。人々が津波の方向へ向かって逃げていく様子や、福島第1原発の爆発の様子などを話すと、「15年たっても心の傷が癒えない人が日本中にいます。これからそのうちの一人の映像を見ます。」と映像が流れました。教師の話す、一つ一つの言葉に命の重みを感じました。
映像の最後の方で、
「一人で生きる世界は、きっとあの日、あの海よりも冷たい。」という言葉がありました。
映像が終わると、教師は、皆さんは今の映像をみてどう感じたでしょうか?遠い世界の話のようだが、今を生きている者にとって現実の話です。「頑張ろう日本!」その言葉は日本全国に届いているのだろうか。東北から出たがれきの山の処分受け入れは、放射能で汚染されたものとして、受け入れる自治体はなかなか見つからないし、東北の農産物に対する風評被害も完全には解消されていない。頑張ろうという言葉は、被災地の自分たちだけで頑張って生きなさいと感じる人もいるようです。と話しました。
この映像も、校長先生の授業で学んだ、谷川俊太郎さんの「生きる」も、校長先生による朝の読み聞かせ「マララさんのお話」も、みんな自身がどう生きるか考えてほしいというメッセ―ジであると思います。今週末に卒業式を控えた皆さんは、これからどのように生きていきますか?おうちの方へのメッセージは書けましたか?教師が授業の最後にそう呼びかけました。