本校では、「いついかなる場面でも、自分の思いや考えを伝えることが出来る力」
コミュニケーション能力の育成を図るために、3年前から討論会を行っています。
今日は、今年度2回目の討論会を行いました。
【1・2年】
1,2年生での討論会はまだ難しいので、テーマに沿った意見交換会を行いました。
テーマは、「大人と子どものどちらが得か?」
一人ひとり自分の考えを理由を添えて発表することができました。
また、友達の意見に対して感想も積極的に発表できました。
【3・4年】
テーマは、「小学生にも自分専用の携帯電話があったほうがよい。」
肯定側は、携帯電話の利便性を中心に意見を主張。
否定側は、SNSのトラブルによる命の問題を軸に意見を主張。
相手側の質問にも瞬時に回答するなど、
しっかりとした考えを持っていることが伺えました。
【5・6年】
テーマは、「人生で大切なのはお金である。」
肯定側は、人生におけるお金の必要性を主張。
否定側は、日々の生活におけるお金以外での幸せを主張。
高学年は話の論点がずれそうになると、
自分たちで話題を変えることで本論に迫る意見交換ができました。
また、作戦タイムでは、メンバーで考えを出し合いながら
より良い考えにまとめていくことができました。
「継続は力なり」のとおり、
今までの取組みの成果が十分に見られる討論会でした。
この取組みにより、コミュニケーション能力が身につくとともに、
多様な考えを否定的に聞くのではなく、
自分の考えとすりあわせながら肯定的に聞くことで、
個々の考えの幅が広がっているなあという感想を含めた講評を最後に伝えました。