今日は、気持ちの良い秋晴れの下、
中名田地区の茅を出荷している京都府南丹市美山町北にある
「かやぶきの里」へ出かけました。
ここでは、今では珍しくなった片葺き屋根の家屋が数多く残っています。
現地に到着すると、
美山民俗資料館の館長さんが
資料館内を案内してくださいました。
この資料館は、主屋・納屋・倉の3棟で構成されています。
約200年前に建築された農家住宅を譲り受けて、
1993年から資料館として活用されているそうです。
タイムスリップした感覚になりました。
当時の生活道具やいろりなども見学させていただきました。
お風呂にトイレ(便所)も!
しかし、やっぱりかやぶきが気になりました。
茅葺き屋根の維持のため、数十年ごとに吹き替えをする必要があるそうです。
一時、茅葺き職人の後継者がいなくなったそうですが、
近年、住民の中から職人が誕生しているそうです。
外へ出ると、何やら??
これは、放水銃の格納箱です。
2000年に「かやぶき交流館」が火事で焼失したため、
火災対策のために、住居の母屋ごとに
「放水銃」が配備されているそうです。
最後は、水のきれいな由良川を散策しました。
中名田の自慢が、他地域で生かされていることが
誇りに思えた見学でした!
第3弾は「茅干し」に挑戦します!