小浜市立今富小学校

すすんでかかわり、生き生きとりくむ今富っ子

TEL.0770-56-0278  FAX0770-56-0260  

〒917-0024 福井県小浜市和久里15-2-5

壬生狂言発表会(No.90)

壬生狂言発表会(No.90)

12月8日(月)壬生狂言クラブによる、壬生狂言発表会がありました。

今年も、ハッピーミュージッククラブの全面協力のもと、3本の狂言を演じました。

1本目は、花盗人。

花見にやってきた「大尽(だいじん」)が、酔っ払って寝てしまった隙に財布や刀を盗まれ、あげくの果てに大尽自身がつかまってしまうというお話です。

泥棒を捕まえようとした時に縄がなく、慌てて縄を編む場面がありますが、「何事も日頃からの備えが大切である。」ということを説くお話です。

大尽が酔っ払った隙に酒を盗み飲みをする「供」の仕草を、大変上手に演じていました。

 

2本目は、餓鬼角力。

閻魔大王率いる「鬼」と、お地蔵さん率いる「がき(亡者)」がすもうをとるお話です。

はじめは「鬼」が勝ちますが、仏の力で「がき」に力を授けて「鬼」を打ち負かします。

怒った閻魔大王がお地蔵さんに自ら決戦を挑むけれど、あえなく負けてしまうというお話です。

このお話には、仏様を大切にという教えが込められています。

「鬼」の強そうな演技と、「がき」の臆病な演技を、見事に演じる子どもたちでした。

 

3本目は、とろろすべり。

花見にやってきた「大尽」が、名物のとろろで、店の「女将」を相手に酒を酌み交わすうちに眠ってしまいます。

その隙に、「供」3人が樽の酒を飲み干し、とろろまで食べるのですが、酔っ払ってひっくり返って大変なことに。

目を覚ました「大尽」と「女将」が、こぼれたとろろで足を滑らせて転げ回るお話です。

このお話は、「意地きたないことは慎みたいものだ。」ということを説いたお話です。

「大尽」と「女将」のやりとり、「供」が嬉しそうに酒を飲みとろろを食べる姿、本当に酔っ払っているように見えました。

感想の交流。

「せりふはないけれど、言いたいことが演技で伝わってきてすごかった。」

「ハッピーミュージックの人が、長い時間繰り返し音楽を吹いていて、すごいなと思った。」

「壬生狂言のことを、詳しく知りたくなった。」

など、たくさんの感想を交流していました。

最後に、ご指導いただいた保存会の代表者の方からのお話。

「子どもたちの演技はすばらしかった。」

「来年4月に、12年ぶりの壬生狂言が行われるので、是非見に来てきてください。」

子どもたちの演技により、壬生狂言への関心が高まった発表会。

改めて、ふるさとの伝統、誇りを感じた時間となりました。

来年4月を楽しみにしたいと思います。

1年間お世話になりました保存会の皆様、本当にありがとうございました。

 

 

 

« »