【どうして2倍しなくていいの?】

6年生の算数では、まず最初に頭のトレーニング。「何分後の時刻、何分前の時刻」をできるだけはやく答える練習です。お互いに聞き合うのですが、そばで見ていた私はあまりの速さに驚きました。

いよいよ今日の本題。今日は4つのジュースを姉と妹で選ぶ選び方は何通りあるのかを考えていました。

ある児童は「姉を固定して樹形図で考え、それを2倍して考えていたけれど、その必要はないと分かった。」と答えていました。

殆どの児童がその意見に賛成しましたが、それに待ったをかけた子ども達がいました。

「お姉さんを固定して考えたのなら、なぜ妹の分も同様に考えて2倍にしなくてもいいの?」

この質問に何人かの児童がその理由を説明しようと一生懸命に前に出て説明を繰り返しましたが、なかなか納得するところまでにはいきません。

最後はみんなのおかげで、疑問を持っていた児童も自分の言葉で2倍しなくても良い理由を説明することができました。

今回の授業の様子を見ていて、分からない事や理解できない事に流されずに待ったをかけられることに大変感心させられました。「わかりましたー」と分かったふりをすることもできたはずです。

この待ったによりクラスの子ども達は立ち止まってあらためてその理由を深く考えることができました。

分かりやすい説明方法を考えることも自分の理解度をはかるためには重要ですね。

こうした素直な意見、自分の思いを遠慮せずにこれからもどんどん出てくる教室であって欲しいと願っています。

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