【自分の思いを自分の言葉で伝える】
6年雲組の1限目は国語。今日は『熟語の成り立ち』かと思いきや…
「今日は最後のページを出してください。まずみなさん、とりあえず読んでみて下さい。」
みんなが開いたのは立松和平氏の『海の命』でした。6年生の最後で学習予定の教材です。子ども達は半信半疑で教科書に向かいました。
ひととおりみんなが読み終えたところで、担任から問いが出ます。
「どうして今日教科書の一番最後のこのお話をみんなに読んでもらったと思いますか。」
みんなしばらく考えます。私も授業を参観しながらそこが一番知りたいところでした。
「まだよく分からないのですが…」と口火を切った児童がいたら、その後どんどんと発表する児童が出てきました。


「こつこつ真面目にがんばったから、海の命に出会えた。」
「生き物を大切にして欲しいという事を学んで欲しい。」
「いろいろな人に支えられて今の自分がいるんだという事を知って欲しい。」
「最後まで諦めてはいけない。」
「直接表現されてないところがあるから、自分で想像を働かせて学習して欲しい。」
「『千匹に一匹でいいんだ』から、人の生き方について教えてくれているのではないか。」
「人間以外の生き物にも思いや感情があることを知って欲しい。」
「作者は『山の命』『川の命』という作品も書いているようなので、きっと自然を大切にして欲しいと伝えていると思う。」
だれ一人として友達の意見の真似をするのではなく、一人一人が自分の思いを自分の言葉で語っていました。
「自分の思いを自分の言葉で伝えること」まさに担任が今日みんなに述べたかったことを、子ども達は実現してました。
みんなが卒業するまでに、その力をみんなが目指していくんだという目標を、はっきりと意識できた時間となりました。










