下根来の地域を紹介します。
(文章中のリンクをクリックしてみてください。児童と協力して作った追加情報のページへジャンプします。)
豊かな自然に囲まれた下根来小学校。学校の周りには様々なものがあります。
学校の周りの山々に降り注いだ雨は,長い時間をかけていたるところで湧き出しています。また,水源の森として大切にされています。
学校の横をとおる道は,古くは小浜の港で水揚げされた様々な魚を京都まで運んだ道の一つとして知られています。運ばれた魚では鯖が一番多く,そのことからこの道は「鯖街道(さばかいどう)」と呼ばれています。最近,新しく林道が開かれ,遠敷峠ができました。京都への最短距離であるといわれています。
下根来には,「鵜の瀬」があります。日本の名水100選に選ばれました。ここで,毎年3月(通常は3月2日)に「お水送り」という神事が行われます。ここから送った水が,奈良の東大寺の二月堂の近くにある井戸に10日たってたどり着き,この井戸から湧き出すと言い伝えられています。この井戸を「若狭井」と言います。奈良の東大寺では,この水を汲んで「お水取り」という行事が3月上中旬に盛大に行われます。
お水送りに先立ち,当日の午前には,学校の隣の八幡神社で「山八(やまはち)神事」が地域の方々によってとり行われています。
奈良の東大寺を開いた良弁僧正(金鷲菩薩:金鷲はイヌワシの意)の生誕の地は下根来といわれています。良弁は,赤ちゃんの時,大きなイヌワシにさらわれ,奈良の二月堂の近くの杉に引っかかっていたところを東大寺の僧正に助けられ,その後の僧侶としての活躍のスタートとなったという伝説が残されています。今でも根来の山にはイヌワシが生息しており,話を裏付けています。
人魚の肉を食べて800年生きた八百比丘尼の伝説もあります。お墓があるのはこの地域だけであるとも言われています。
下根来の集落名の中には「白石」があります。「白石」は韓半島の古王朝「新羅」の音が変化したものであるという説があります。韓半島から渡来した人たちの子孫が住んでいると地元でも語り継がれています。
集落には「白石神社」があります。境内には,幹の太さ1メートルを超える椿が群生しています。小浜市の天然記念物に指定されています。春先の満開の椿は本当に見事です。花が地面に落ちると,一面(燃えるような)赤色の絨毯を敷き詰めたような風景になります。2005年3月18日〜20日まで音楽交流に訪れた,韓国忠清南道保寧(ボリョン)市の市花は椿ですから,これもまたよきご縁に恵まれました。