拉致問題啓発講座

12/4 高学年対象の拉致問題啓発講座が開かれ、地村さんと森本さんをお迎えして貴重なお話をお聞きしました。
地村さんは今から22年前に、拉致された北朝鮮から日本に帰国することができました。ですが、その時はお子さん3人を北朝鮮に残しての帰国だったので、お子さんのことが心配でならなかったそうです。
拉致された後、ゴムボートから小型船、大型船へと3回乗り換えて北朝鮮に着いたそうです。その時は一人で連れて来られたと思っていたそうですが、1年4ヶ月後に、当時小浜公園の展望台で一緒にいて実際には一緒に拉致されていた、現在の奥様と再会し驚かれたそうです。
現在も、まだ帰国を果たされていない方のお話をされながら、拉致問題が、過去の出来事(歴史}になってしまわないように、とにかく早急な解決が、今求められているということを強く伝えてくださいました。
最後に数名の子が感想を言いました。拉致問題が身近に起こっていたことの驚きと、決してあってはならないこと、早く解決してほしいことなど、様々な感想が出ました。
地村さんがおっしゃっていた言葉は、間違いなく強くみんなの心に残ったのではないでしょうか。これからも、この拉致問題解決に向けて、私たちに何ができるかを考えていきたいです。

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