裏山の紅葉が少し遅れて赤く染まっています。右側の方のイロハモミジとくらべると赤色が鮮やかです。でもまだ緑色のものもあるのでこの先色づくのかどうかを見ていきたいと思います。
今日はまず3限目にあった4年生の研究授業の様子です。資料は動画です。美術館でのお話。まず、終了時間を超えてやってきた2人のお客さんを警備員さんがお断りします。今日は最終日なのでいつもより早く終了させる決まりになっているようです。次におばあさんとその娘さんらしき人がやってきて入れてほしいと言いますが先のような理由で断ります。しかし事情を聴いてみるとおばあさんは病気で余命宣告を受けており、今は亡きおじいさんと生前に一緒に見ると約束していた絵画を見られるということで外出許可をもらってやってきたというのです。もう次の機会はないと言っています。さて、あなたが警備員さんならどうする?
子どもたちの口から「うーん」という言葉がでます。
みんな悩んでいますが考える体制に入っています。
タブレットを使って意見を書き込みます。何分考えるかは係が決めます。みんな5分と言っていましたが係の判断で7分に・・・
書き終わったので話し合いをはじめました。「入れない」派が多いですね。理由は決まりだから、先の2名を断っているから不平等、「入れる派」の意見は入れない派の言い分はもちろんわかるが、自分としてはそれでもおばあさんを入れてあげたいというもの。はたしてみなさんならどう考えますか?
そのあとたっぷりと話し合いがつづきました。最終的には入れる4人入れない10人となりました。どっちの言い分も正しいところがあります。現実的には子供たちにいつも言っているような自分も幸せ、みんなも幸せというような道を探したいところです。現場ではその他の要素が加わるので折衷案やwinwinの案もありそうですが・・・
さて、今日の給食はごはん、里芋と高野豆腐のカレーそぼろ煮、ビーフンサラダ、牛乳プリン、牛乳でした。今日もとてもおいしかったです。調理員さん、生産者の皆さんありがとうございました・・・そして、今日は縦割り給食なのでその様子をお伝えします。
今週は縦割り給食です。縦割り班ごとに各教室で給食を食べます。高学年が配膳をしていますね。
準備ができたので取りに来てください。
この後班ごとに合掌して縦割り給食のスタートです。
学年が上の子は下の子を気遣って助けます。下の子は上の子のそんな姿を見ていますからやがて下の子とを助けるようになるはずです。また、様々な個性の相手と補い合いながら活動することで新たな自分の力に気づくこともあるのではないかと思います。