12月5日(木)1年生と3年生が人権紙芝居を見て、人権について学びました。
この人権紙芝居は、人権擁護委員の方が学校を回って実施してくださっているのものです。
1年生は、「ぐらぐらもりのおばけ」というお話で、アンパンマンの作者「やなせたかし」さんが作ったお話でした。
もぐらたちが、キツネとタヌキにいじめられていることを知り、みんなで力を合わせていじめを止めるというお話でした。
お話の途中、怖いオオカミに嘘をつくキツネとタヌキに対して、
「違う、違う。」「キツネとタヌキがいじめてた!」
と声を上げて嘘を暴こうとしていた子どもたちの姿がありました。
最後は、「アンパンマン」の歌を全員で大合唱しました。
紙芝居が終わり、「いじめ」についてのお話では、
「思いやりの気持ちを持つこと。」「自分のやったことを認めること。」「相手を許すこと。」などを教えていただきました。
3年生は「桃色のクレヨン」というお話でした。
8年ぶりに外国から帰国するいとこに知的障がいがあることを知った主人公は、それを隠すために友達にウソをついて会わせないようにする。
ウソがばれ、友達から責められたことをきっかけに、いとこのやさしさに気づき、いとこに偏見を持たない家族の言動に気付かされ、いとこの障がいを『個性』として受け止めることができたというお話でした。
子どもたちは、じっくり、頷きながら、真剣なまなざしでお話を聞いていました。
最後は心が通い合ってモヤモヤした気持ちが抜け、主人公と同じようにすっきりとした表情になっていました。
「人を思い込みや見た目では決めつけてはいけない。」
「同じ人間なんだから、寄り添って仲良くしていく。」
たくさんの感想が発表されました。
「人それぞれ得意なこと、好きなことは違うけれど、それが個性で、違いを認め、仲良くしていって欲しい。」
人権擁護委員の方から、最後にお話していただきました。
1年生・3年生それぞれが、教えていただいたことを今日からの生活にいかしていってくれることを願っています。
おまけ
紙芝居が終わってから、委員の皆様から
「今富小学校の子どもたちは、聞き方も、反応も素晴らしかった。」
とお褒めの言葉をいただきました。
人権擁護委員の皆様、お世話になりありがとうございました。